『あなたの場合』の見つけ方

情報が溢れ、錯綜する今の世の中で、私たちが知りたいのは「私はどうなの?」「私の場合はどうすればいいの?」ということに尽きると思います。心と体のモヤモヤが晴れない人、同じところをグルグル回っている人、八方塞がりのように感じている方のお役に立てたらうれしいです。

ブログ引っ越ししました

しばらくこちらに来ない間に
まさか見てくださっていた方も
いらっしゃったようで、
心から感謝申し上げます。

ブログは最近アメブロの方に
引っ越しまして、こちらにも
記録しておきたいと思います。

よろしければ引き続き
よろしくお願いいたします。

http://ameblo.jp/yuliatamari?frm_id=v.jpameblo&device_id=8716bd3272fa4c72bb7bc52bb75b79c7

もう1つの理由

昨日の記事の最後に書いた、もう1つの理由について

なのですが、私のプライベートで起こったことは

それだけでもう1つブログを立てたいと思うような

ことなので、今回の記事ではさわりだけ書いてみます。

 

どの人の人生にも必ず『テーマ』があります。

お金がテーマの人、

健康(病気)がテーマの人、

仕事がテーマの人、

人間関係がテーマの人、

男女(夫婦)関係がテーマの人、

親子関係がテーマの人、

etc...

いくつかを複合的に持っている人もいると思います。

 

これらは早いうちから、あるいは時期が来ると突然 

「うまくいかない」事象として私たちの目の前に

立ちはだかります。

 

私の場合、テーマは「ごく近い人間関係」でした。

具体的に言うと、

自分から近い順に

 

1. 身内

2. パートナー

3. 仲間(友達より絆の深い同志のような人達)

 

 ということになります。

(自分ではこれを3つの柱と呼んでいるほど私にとって重要な

ものです)

 

「うまくいかない」パターンは人それぞれだと

思います。

ひどい経験、辛い経験をこれでもかと重ねる方も

います。

 

私の場合は上の3つとも、最高の愛の状態(至福)と

最悪の苦しみ(絶望)の両極の体験だったんですね。

どちらか片方ならわかりやすいというか、

自分のあり方を決められると思うのですが、

両極の場合、身を引き裂かれるようで

どうにもならないんです。

 

私の場合1999年からまるでスイッチが切り替わった

かのように試練が始まり、15年くらい激しいアップダウン

の繰り返しでした。

 

体はそれまで丈夫な方だったのですが、長年の

ストレスからか、一度パニック状態のようになり、

何年もの間電車に乗れなくなりました。

原因不明の体調不良もずっと続き、40歳を越えて

このような状態になると死を身近に意識するようになり、

希望の欠片もない状態で日々を過ごしていました。

体と心がつながっていることを身をもって体験する

ことになったんですね。

 

そもそも自分の人生どうしてこんなことになって

しまったのか。

嫌でも自分と向き合わざるを得ず、このことに関しては

1999年に始まった時からずっと自分の内側を見続けてきました。

 

そして自分自身が苦しんできた中で色々わかってきたことも

たくさんあり、それが人のこともわかるようになったことに

つながっていると思います。

 

以上で何となくでも伝わっていればいいのですが・・

 

今日はこの辺りにいたしますね。

読んでいただきありがとうございました✴

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

深い部分がわかるとは

今日はなぜ人のことが深い部分までわかるようになったのか、

について少し書いてみたいと思います。

 

 

その前に、こんな話があります。

 

例えば、大腸菌の研究者が、研究を重ねていくうちに、大腸菌の気持ちがわかるようになった。

 

血液の臨床検査技師が、データを取る前に血液を見ただけで

その人がどうなっていくのかわかるようになった。

etc...

 

もちろん他にもたくさんあると思いますが、

要は1つのことを無心に続けていると、ある時ふと何かが

「見えてくる」ことがあるということですね。

 

これはどんな仕事をしていてもそのようなチャンスがあると

思います。

 

鍼灸の世界にも名治療家の中には経絡(体の中を線路のように

走っている臓器の働きのライン)が本当に見えるという方も

います。

 

ただ、これも不思議なもので「見よう」と思うと

間違いなく見えません。

 

ジーッと顔を近づけて肉眼で(あるいは見るぞーという意識で)

見ようとすると見えず、むしろズームを引くようにします。

そして意識も見ようとか解ろうとかせずに、ボーッと意識の

境界を曖昧にして全体を見ていると、ふとわかったりする

のです。

 

ただ、私の場合は経絡が見えたりする訳ではなく、

話を聞きながらその方の人生のテーマと現状の原因、どうすれば

いいのか、時にはその方の先の姿(本来の姿)までわかることがあります。

 

病気や症状は偶然なったものではないし、もちろん何かの罰でも決してないし、そもそも「仕方がない」ものではないんですね。

「年のせい」も実は違います。

 

どの方の人生もみんな、唯一無二の味わい深いストーリーが

あります。

それはもう何がいいとか悪いとかの世界ではないです。

皆さんのお話を深く聞いていると、どの方の人生にも心から

敬意を感じます。

 

私はどうして人の深い部分がわかるようになったんだろう?

と改めて考えてみると、もしかしたらこの仕事を始めて

すべての人に対して敬意を感じるようになって

それ以来何かが変わってきたのかもしれません。

 

日本人は昔から万物に神を見る、と言われますよね。

人間だけでなく他の生き物にも、自然にも..

そして職人の方達は自分が造っている物と自分が

完全に一体となっている瞬間がありますよね。

 

今日の冒頭に書いた話もそうですが、

1つのことが深くわかるには、対象を「物」として

見るのでなく、「命」として敬意を持って見ることも

1つあるのかな..と思います。

 

私が人のことがわかるようになった理由のもう1つに、

自分自身の(プライベートの方の)経験もあるのですが・・

 

今日は一度この辺りで終わりにしますね。

 

読んでいただきありがとうございました✴

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

分離した頭と体

昨日、体は自然界の方に属している

と書きました。

 

現代の私たちは、頭と体が完全に分離して

しまっています。

 

今はTVやネットを見ればありとあらゆる

健康(病気)に関する情報が溢れていますし、

患者さんたちを見ていても、まあ皆さん知識の

豊富なこと!

 

何でも知りたいと思うことは人間の性であり

もちろん素晴らしいことですが、

私は1つだけ、皆さんに言っていることがあります。

 

一度よくよく振り返って下さい、

その集めた知識があなたにとって具体的に

何の役に立っていますか、と。

 

どんなにたくさんの知識を集めても、

知識の断片を寄せ集めただけでは

人間の体を語ることはできません。

 

このあたりがいわゆる専門家と言われる人との違いになると

思います。

 

それに自分の症状についてよく勉強する人ほど治りが

よくないという事実があります。

 

現代の私たちは頭で「○○がいい」「こうしたらいい」

と考えて様々な手を打ちますが、かえって治癒の邪魔を

していることの方が多いように思います。

 

そもそも『治す』という表現が違うのです。

 

治すという場合、「誰が」という主語が必要になりますよね。

 

そうすると何となく無意識に「私が」となるのです。

※この場合の「私」は頭(エゴ)のことです。

あるいは人によっては「医者が」とか「治療家が」

となることもあるかもしれません。

 

正確に言うと、治すのではなく『治る』のです。

 

この大きな違いが伝わるでしょうか。

 

私たちは花が咲く瞬間を肉眼で見ることはできませんよね。

 

同じく、手足の擦り傷がキレイに治っていく過程も

肉眼で見ることができません。

 

話が少し脱線しますが、

小さい頃、ダルマさんが転んだという遊びをされた

ことが一度や二度あると思います。

 

あれと同じで、観察者が焦点を当てる(鬼の役が振り向く)

と、対象者の動きは止まります。

そして、対象者が動くのは必ず観察者が見ていない時です。

 

治癒は私たちが意識の焦点を当てていない時に起こります。

 

気づいたら良くなっていた、ということです。

 

このあたりは願望実現の話でもよく言われていますね。

 

思いを握りしめていないで、一度手放す。

そうするといつの間にか叶っている..

 

体の場合、ただ放っておいてもそのうちよくなることもあります

が、慢性の場合、繰り返す場合はどうしてそうなるのか

を意識に上げて腑に落とす必要があります。

 

昨日も書きましたが、人それぞれ理由が異なるので、

外側を探してもわかりません。

 

私の治療を受けてくださる方には直接ピンポイントで

その方の場合についてお話することができます。

 

実際、体の症状は心に起因することが多いです。

 

ただ、このブログを立ち上げようと思った理由の1つでも

あるのですが、体の治療だと皆さん気持良くてふんわりと

されていて、心の話が2の次になりがちなので、治療でなく

最初から心の話で「自分の場合」を知りたい方もみていきたい

と思うようになりました。

 

体の症状が特にない方もまったく大丈夫です☆

同じようにわかります。

 

私がなぜ色々わかるようになったのか、また追って

書いていこうと思います。

 

それでは今日はこの辺で・・

読んでいただきありがとうございました✴

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

体について

今までたくさんの人を見てきた中で、私がいつも皆さんに

言っていたことは・・

 

体はナマモノ(生物)ですよ❗❗

 

ということです。

 

機械ではない😅

 

この当たり前すぎることを、現代に生きる私たちはホント

忘れがちです。

 

体の各器官をまるで部品か何かのように捉え、悪いところが

あったら取り替えてしまえばいいという発想、

薬に力があると思えてしまう錯覚、

数値に説得力があるように感じてしまう錯覚・・

 

高度成長期以後、物質至上主義の傾向が強まると共に、

いつの間にか私たちの体は「物」に成り下がってしまいました。

 

なので、病気は「ある時突然どこかからやって来る厄介者」で、

〈たまたま〉それに当たってしまった自分は被害者だ・・

というような構図になってしまっている場合が多いように

見受けられます。

 

でも、本当は違うんですね。

 

自分の体の中で起こっていることは100%、自分自身に何かしらの理由がある、というのが真実です。

これは自分が『悪い』という話ではありません。

体の方が何かに気づいてほしくて、一生懸命訴えているのです。

 

※中にはご自身の病気や症状を通して人に気づきを与える役を

 される方がいらっしゃいます。

 

いずれにしても、病気や症状の原因は人それぞれに違う

というのが本当のところなのですね。

 

そして、その前提で原因を探って行けば話は早いのに、

外側に正解を求めると....どんどん拗れてしまいますよね。

 

もちろん情報の中には有益なものもあるし

それでよくなった人はそれでいいのですが、

今まで見てきたところ、そういう方はあまりいなくて

だいたいが何かいいと言われることをちょっと試してみたけど

続かないしすぐ忘れるという感じが多いです。

 

最初に体はナマモノと書きました。

 

体は自然界の方に属しています。

空や川のように、一部を切り取っても二度と同じ景色はなく、

常に動いていて、常に変化しています。

 

体には体の意志があるように感じます。

 

私たちはそろそろそういったことを思い出す時が来ている

ように思います。

 

書きたいことはたくさんあるのですが、

今日はこのあたりにいたしますね。

 

読んでいただいきありがとうございました✴

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はじめに

まず最初に私自身の話を少しいたしますね。

 

私は大学卒業後、理工系の学術団体に就職し、

その時担当していたのが人工知能などのヒューマン

インターフェースに関する分野だったこともあって、たくさんの研究者や学者と議論する機会がありました。

(私自身は文系で、哲学の視点からの人間観察がライフワークに

なっています)

 

そんな中で、脳と心と体の関係をもっと追究したくなり、

それまで一番足りていなかった体のことを専門的に勉強する

ために鍼灸の専門学校に行きました。

そして資格を取った後は病院・歯科勤務を経て独立し、

現在まで訪問専門で治療を行っています。

 

独立してから10年以上になりますが、今までありがたいことに

一度も宣伝というものをしたことがなく、口コミで色々な方が

治療を受けてくださっています。

 

今回初めてブログを立ち上げようと思い立ったのは

今まで私自身がたくさんの方を見てきてわかったことを

自分の内側だけに留めておいていいのか、

もしかしてどなたかの役に立てることがあるのでは、

と思ったからです。

 

そして同時に、治療の経験を積むうちにその方の深い部分まで

わかるようになり、

(その症状の本当の原因はどこにあるのか、何に気づけば

快方に向かうのか、など)

さらに体の治療をしなくても、悩みを持っている方の話を聞いて

いるだけでそれの本当の原因とどうすれば抜けられるのか

ということがわかるようになりました。

 

なので今後は治療だけでなく、こちらの方でも何かお役に

立てるのではないかと思っています。

 

こちらに関しては、始める場合はモニターの募集などから

追々お知らせしたいと思います。

 

まずは私が今までに貯めてきた情報や私自身がいかなる者

なのか、を見ていただければ幸いです。

皆さま、どうぞよろしくお願いいたします✨